先月、私の母の姉、つまり私の伯母が他界しました。
享年73歳・・・。
肺炎が悪化してでした。
伯母は北海道に住んでおり、私は東京。
なかなか会う機会が無く、会えるのは冠婚葬祭くらい・・・。
そんな伯母と奇遇にも昨年秋、実家での電話で話しをする事が出来ました。
ちょうど私の母が高校時代のクラス会に参加しており、家を留守に。
父が寂しいだろうと思い、私達夫婦、妹と実家に集まっていました。
たまたま実家で鳴った電話に、一番近くに居た私が出ました。
伯母:『あ、Aちゃん(←私の母のあだ名)かい?』
hina:『いえ、hinaですが・・・』
伯母:『なあんだhinaかい?お母さんと声がソックリだねえ』
そんな会話をし、父に電話を代わり・・・。
私が伯母と話したのはその電話が最後でした。
母から『伯母さんが亡くなったのよ』と知らせが入り
急遽、北海道で行われた伯母の葬儀に参列しました。
お通夜の日、伯母の寝顔を見させてもらいました。
母の姉というだけあり、母の寝顔によく似ていて・・・。
小さな伯母の姿にただただ涙でした。
私は幸運にも今も両親は健在で、近親者の葬儀と言えば・・・
高校時代に亡くなった祖母の葬儀が最後の参列でした。
なので、伯母の死は自分が思うよりもショックが大きく・・・
今もまだ信じられない気持ちでいっぱいです。
でも、実の姉を失った母の方がもっと辛いわけで・・・。
先日も母の様子を見る為、仕事帰りに実家に足を延ばしました。
しかし、母の様子は意外にも気丈で
『これまでたくさん病気もしてきたし、体の弱い人だったからね。亡くなったのは悲しいけど、本人は楽になったんじゃないかなぁ』と・・・。
でも、母はポツリと言いました
『もう電話しても声が聞けないんだなぁ、って寂しく思うよ・・・』と・・・。
人は亡くなってから49日を過ぎてから、あの世に行くそうです。
となると・・・伯母はまだこの世に居て、私達に会いに来るかも。
『死ぬってどんな感じなんだろう?』
『伯母は今頃どうしているのかなぁ?』
と、毎日考えています。
伯母の人生は母から聞く限り、決して幸せだったとは言いがたいものだった様ですが・・・。
でも、子供、孫、ひ孫に囲まれ、愛する旦那さんと生活し
私は幸せだったんじゃないかなぁ、と思います。
よく人は亡くなると星になると言います。
伯母もきっと綺麗な星になったのではないのかなぁ、と・・・。
そんな願いを込めてのイラストです。
*hina*